自分の意思表示がはっきりできるようにするためには

自分の意思表示がはっきりできるようにするためには

自分の意思表示がはっきりできるようにするためには

自分の意志を他者に伝えるということは、子ども同士の関わり合いの中ではもちろんのこと大人になっても必要不可欠なコミュニケーションの1つです。

子どもたちが自分たちの意志を相手にはっきりと表示できるようにするために、保育士は日々の関わりの中で丁寧に援助していくことが大切です。

自分の意志を相手に伝える

自分の意志を相手に伝えるためには、様々な方法や手段があります。まだ言葉が未発達な時期である0歳児や1歳児の子どもたちは、気に入らないことがあると泣いて起こったり中には友達に危害を加えて訴えようとしたりする場合もあります。

2歳児頃になると言葉も発達してくるため自分の気持ちを、言葉を用いて相手に少しずつ伝えることができるようになってきます。

年齢や発達によって意志表示の方法は様々ですが、その年齢に合わせた意志表示ができるように保育士は援助していく必要があります。

0歳児~1歳児の場合

友達に玩具を取られそうになって相手の事を押そうとした

「取られたら嫌だよね」と気持ちに共感しながら、玩具の取り合いが起こらないように玩具の数をあらかじめ多く用意しておいたり、「押したら危ないから、そういうときは嫌って言おうね」と声をかけたりする

友達が持っている玩具が欲しくて、無理矢理取ろうとする

「この玩具で遊びたかったんだね」と気持ちに寄り添いながら、「横取りしたらお友達びっくりしちゃうよ」と声をかけ、代わりになる玩具を用意し遊びに誘ったり「そういうときは貸してって言うんだよ」と声をかけ、一緒に友達に「貸して」とジェスチャーをしながら言いに行ったりする

2歳児~5歳児の場合

友達と喧嘩や言い合いになった場合

「こんなときは何て言ったら良いのかな?」などと、自分たちで考えられるように声をかけながら仲介をする

意志表示をする経験を積み重ねる

意志表示ができるようになるためには、自分の意見を他者に対して話す経験を積み重ねることが大切です。

クラスのみんなで話し合う場を毎日10分ほどの短時間で構わないので、設けるようにする

同じ子どもばかりが発言せず、満遍なくみんなが発言できるように保育士は話し合いを進める。時には発言者を指名しても良い。

みんなの前で話すのに抵抗がある子どもに対しては無理強いさせない

無理強いをさせては余計に話しにくくなってしまうため、自分から話したくなるようなテーマを保育士が用意する。